急がば回って継続は力なり

急がば回って継続は力なり

昨今のコンビニに代表されるように、【取扱商品の増加】はどの業種にも言える事ではないかと思われます。
保険等の各種代行サービスから、自社お得意様商品の取扱等、そうなると当然色々と知識を必要とされるケースも増えますよね。

自社の業務に於いても基本理念こそ変わらないものの、加工方法や作業方法、受注方法の変化等年々新しくなっていく事もあります。
余りに専門的な業務であれば説明から受注まで専門の社員が~というのも分かりますが、自分の知識と技術の幅を少し広げれば担当作業範囲が広がり、かつ作業効率が上がるというケースもあります。
一例を出すとホームページ作成とかでしょうか。使用する画像の必要解像度、○○という技術を取り入れるとかかる大体の作業時間と費用等、自分で作業はできなくとも知識として準備しておく事で、営業職であればお客さまから依頼があった場合かかる時間と費用の概算は可能になります。『それでは会社に戻って折り返し専門の社員にお電話させますので・・・』と言って折り返したらもう他に決まっていた、なんていう事も今の時代珍しい事ではありません。
また、自社で例えますと【ホームページ作成と印刷物作成】この二つは離れているようで基本作業は殆ど変わりません。写真の取込や文字の入力、デザインの考案、校正の提出、同じです。最後の出力結果が違うだけです。

なるほど、覚えてみよう!・・・と勉強するにしても、一日ではやっぱり難しいですよね。そりゃそうです。作業している本人だって今まで時間をかけて繰り返し繰り返し練習と失敗を重ねて身に付けるのですから。
逆にプログラムの世界では【仕組みを理解していればその内容まで覚える必要は無い】なんて事を言います。他人が今までに自分が必要なプログラムを作っていて、それを利用し楽して効率化出来るなら楽しようという事ですね。
ですが楽をしようにも、【何を探せば良いのか】が理解できていないと楽も出来ません。という事は、知識があると効率化に繋がるという事ですよね。

先述の通り、作業者の知識を短時間ですぐ習得する事は出来ません。逆に作業者が営業の技術を1日で覚えられないのと同様にです。
自分の知識と技術を広げる事は、もちろん会社貢献にも繋がりますが、最終的に自分に返ってきます。

地道にコツコツと、近道を通ると急ぎ足の為大切な内容が落ちるかもしれません。
毎日少しずつでも良いので、継続して成長して行きたいですね。