私の中の2017年ベストオブ方言

私の中の2017年ベストオブ方言

こんにちは。ナナです。

みなさま、2017年はどんな年でしたか?

私は社会人一年目、時折キャパオーバーになり家に帰って大酒を浴びるなどして

なんとか乗り切ることができそうな予感がします。

今回は新社会人として、新米デザイナーとして、そして大仙市民として

2017年最も悩んだ秋田弁を皆様に発表させてください。

 

ではでは発表します。

 

最も悩んだのが・・・

 

いぁんべ[janbe]

意味:適当に。うまい具合に。かなり。思ったより。

 

いぁんべ。

 

営業の方が「要するに、いぁんべに。」と伝えると、

周りのデザイナーさんは「ああハイハイ、いぁんべね。」とさらっとしたリアクション。

通じる何かがあるんでしょうね。

お客様の求める「いぁんべ」と、制作する側が様々なものを汲み取って提供する

「いぁんべ」が合致し、ものが出来上がるわけです!

いぁんべなデザインがパパッとできる一人前のデザイナーに、早くなりたいです。

 

ちなみに「いぁんべ」の使用例はこちらです。


1朝、カーテンを開けてみると昨日と違った雪景色が広がって驚いているシチュエーション。

 

「いやぁ~。ひとばんげでいぁんべ降ったな。」(いやはや、一晩でかなり降りましたね。)

この場面では、「イイ塩梅で」という意味ではなく

どちらかというと驚きの表現で用いられるんですね。写真はスイスです。

では次。

 

 

2写真を撮ろうとするも、娘たちが自由すぎるシチュエーション。

「おらだいぁんべに格好決めるがら、いぁんべに撮ってけれすで。」

(私たちはイイ感じにポーズをとるから、うまく撮ってください♡)

 

要するに、カメラマンにお任せなんですね~。

ではでは最後に。

 

 

3風邪をひいて寝込んでしまった彼に、学校帰りの彼女が料理を作りにきたシチュエーション。

「なんてもね♡いぁんべに作る♡」

(どうってことないよ♡適当に作るよ♡任せて♡)

 

 

悩殺フレーズですね。

こんなふうに言われたら、治るどころかますます熱が出てしまいそうです。

 

ぜひ、ここぞという時にお使いください。

 

それにしても、一つの言葉に様々な意味が込められているなんて

秋田弁は奥が深いですね!

えっ?横手の人はこんなふうに言わない?大仙市の訛りが入ってる?

怒らないでください。このブログ自体もいぁんべに書きましたので、

いぁんべに読んでもらえればと思います♪

ではではみなさま、よいお年を!