なた漬け、漬けてみました

なた漬け、漬けてみました

秋田では、なた漬けという、大根の漬物を冬の間よく食べます。

ナタ(鉈)でざっくりと乱切りして漬け込むからそう呼ばれているらしいですが、ナタで大根を切ると切り口が均一にならないから漬かりやすく、内部まで味が染み込むのだそうです。昔の人の知恵ですね。

秋田のなた漬けは甘酒で漬けます。とはいえ、べったら漬けのように甘くなく、さっぱりとしていて大根の歯ざわりがクセになります。美味しくて、いくらでも食べられるので、子供の頃ドンブリに一杯くらい食べそうになって母親に叱られた思いでがあります。

漬物大好きな私。この冬は、なた漬けに初チャレンジしてみました。

残念ながら家にナタがないので包丁で、甘酒は手軽に市販のものを使って…。意外なほどコツ要らずで簡単に美味しく漬かりました。

甘酒も家で簡単に作れるらしいので、次は甘酒作りにチャレンジしてみようと思っています。

 

以下、私が作ったなた漬けのレシピです。

【材料】

大根:3kg

塩:120g

砂糖:300g

酢:150cc

 

【作り方】

①大根を乱切りにする

②刻んだ大根を容器にいれて塩、砂糖、酢を入れてかき混ぜ、2キロの重石をのせて1日おく

③大根の水気を軽く切って、甘酒を加えてかき混ぜ、1キロの重石をする

④翌日から食べられます。保存は冷蔵庫で1週間以上大丈夫でした