猫も杓子もWEB・・・ではない

猫も杓子もWEB・・・ではない

今やインターネット依存症が400万人を超えていると言います(2015年6月調べ)。

すべてがインターネットに支配されている現在。スマートフォンなしにも、外にも出られない若者がほとんどでしょう。

仕事はもちろん、ゲームや映画、ショッピング、会話までインターネットなしには成立しない昨今。

ちょっと面白い記事を見つけました。
「カタログをウェブにリプレースする、は間違いでした」ECzine(4/18)

 

多くの通販会社は、今カタログからWEBへの移行しています。

実は、入社する前は、既存のカタログ・テレビ通販をウェブにリプレースをするのが僕らの仕事だと考えていたんです。なぜって、カタログやテレビって、外から見てもコストがかかるってわかるじゃないですか。実際にPL上で見ても、結構なパーセントをそこに費やしているんですよね。だから、そこに無駄があり、ウェブで刈り取りができるのであれば、その分の利益が出るだろうと考えたからです。でもそれは、完璧に間違いでした。
【ディノス・セシールCECO 石川森生氏 インタビュー】

どんな会社でもカタログ製作はコストが高く、時間的な人件費も莫大であることは、わかりきっています。

ですから、年に数回程度の発行で抑え、内容にも工夫を凝らしたものをユーザーに届けています。

しかし、WEBではない、カタログを見て、電話で注文するのが心地いいと思う人がいるわけです。特にそういった年代層は、WEBよりもカタログをじっくりと見て、注文する方が多いのでしょう。

WEBやアプリでショッピングを楽しむ年代も確かにありますし、現在のネットの技術は、その人達のためともいえます。

しかし、ユーザーの気持ちを置き去りにして、すべてをWEBに取り込もうするのは、間違いなのです。

偏に現在のインターネットがユーザーありきの技術革新から、離れてしまったら、もし、紙という媒体がこの世界から消えてしまったら、全ての感情までも合理的に処理されてしまうのでしょう。

文字に現れるその時々の感情の変化こそ、人ということの証だと思うのです。

雨に濡れたボケの花も良いものです。