印刷とSNS

印刷とSNS

私達は、印刷を生業としています。

印刷の最大のメリットは、一度に多くの複製物を作ることにあります。

これは、一度に不特定多数の人と情報共有できることを意味しています。

一方、SNSは、インターネットを介してある一定のグループ内で情報共有できるツールです。

印刷物は、一度活字になってしまうと、それが、あたかも真実のように捕らえられてしまう。

まったくしらない他人からの情報でも「関係者」を名乗って、インタビューを掲載するだけで

本人の意思とは、関係なく社会への影響力は拡大していきます。

いまだに、古い人間なので、手に触れたものからの情報を優先的に信じる傾向があります。

だから、Facebookの投稿もGoogleのCMも最先端の技術をひけらかす市民の道具と成り下がって

しまうところが、どうしてもうさんくさい訳です。

あっ!秋田県人の癖が出てしまいました。

いけませんね!揚げ足取りは。

つまりは、何を言いたいかというと、同じように情報共有するツールが、対峙して相手の立場をせめぎ合っている状況が、なにか気に食わない訳です。

「続きは、ネットで!」

この言葉が聞けるのは、いつまででしょう?

最先端のツールも今や時代の遺物
最先端のツールも今や時代の遺物,知っている人は何人いるでしょう?