オスロ

オスロ

オスロにあるホテルシーサから徒歩で西へ7分くらい行くと、お気に入りのカフェスタンジェーニャがある。

香り高いコーヒーとその日の気分に合うスイーツを選んで窓際の席に腰を下ろすと、石畳の歩道を行き来する人々がまるで映画の一情景のように目に写る。

オスロにとっては平凡な日常だが、私にとっては非日常の世界がそこにはある。

無論、外国語は出来ないから人とコミュニケーションを図ることは無理だが、街が持っている空気や湿度その雰囲気を楽しむことがなによりの旅情なのだ。

な~んて、行ったこともない国を想像の世界に遊ぶのはお金がかからなくていい。

オスロ

オスロ、ノルウェーとくれば思い出すのは「ノルウェーの森」。

ビートルズのあまりにも有名な曲だが、歌詞の内容は曲名から連想されるイメージとはほど遠いらしい。

なまじ歌詞の内容は知ろうとせず、題名の通りの鬱蒼としたノルウェーの森をシタールの音色と共に想像していたほうがあるいはいいのかもしれない。