先日、ヤクルトファンになりました!パチパチパチ 

先日、ヤクルトファンになりました!パチパチパチ 

秋!野球のテレビ番組がなくなった先日、セントラルリーグCS ヤクルトと巨人の試合をテレビで見た。もともと、野球が大好きという訳でもなく、ルールもあまり知らない、最近、夏の夜はいつも野球しか見る番組がないので、それ見ながらビールを飲んでる、昔の頃は巨人ファンだといって笑っていたが、最近は巨人に興味なし、逆に“巨人負けろ!”と心の中で祈りながらテレビを見ている夏だった。だから今回のヤクルトと巨人の試合は、いつも以上に“巨人負けろ!”の気持ちがいっぱい入ったテレビ応援だった。結果ヤクルトが4-1でリーグ優勝、勝った瞬間パチパチ手を叩いて喜んだら、台所にいたカミさんが二階に行ってしまった。

 

ヤクルト優勝!……。昔、東京で働いてた頃、神宮球場と後楽園球場バックネット裏に会社の指定席があり、セリーグ「ヤクルト対○○」のチケットを抽選で当てて、年に2、3回程はヤクルト側ベンチ上の席で観戦した。その頃はヤクルトそんなに好きなチームでなく、やはり巨人だった、巨人戦のチケットは人気でなかなか当たらなかった、巨人ベンチの選手の様子が見れていいチケットだったと思う。だからヤクルト対大洋とか人気のない試合はよく当たった。

 

あまり好きでもないのに会社帰り試合を見に行ったのは、球場に入った瞬間、あのライトの明るさに別世界に入り込んだ夢の感じと大きな紙コップで同僚と飲むビールが最高の楽しみだったからだ。球場でビールを飲みたい一心で当時人気のなかった後楽園球場のパリーグの試合も見に行った、ロッテ有藤選手の大きな体を近くで見て「プロ野球だな~」と感動した事を覚えてる。

 

今は懐かしいCM

そんな時、1978年ヤクルトスワローズが初のリーグ優勝をした、優勝した瞬間、神田の街はお祝いムード一色となり、立ち飲みする酒屋の前には大きな菰樽が用意され、升酒が振る舞われていた、会社から神田の駅へ行くまで2、3杯升酒を飲んで「ヤクルトいいなあ~」といって、同僚とその日だけヤクルトファンになって帰ったことを思い出す。

 

そんな昔のことを思い出させた今回のヤクルトリーグ優勝。ここ数年巨人に飽きて来て、楽天のにわかファンという形をとっていたが、セリーグはどこというチームも無かった。だが最近、若い人材を長い間大切に育てて来た結果、山田、川端、ライアン小川、館山など、そして岩手出身の畠山選手、秋田出身の石川、石山選手の活躍をニュースで知るようになると、どうも気になり出し、いつの間にか「いいチームだ!」とビール片手にテレビで巨人じゃなくヤクルトを応援してた。

 

日本シリーズも楽しみだが、できたなら神田の立ち飲み屋(今でもあるだろうか)で応援したいものだが、まあ、無理でしょうね。