手作り一品~秋田のかご~
- 2015.08.10
- これ知ってる?
秋田県の一部の地域では、昔から農家の方が冬の時期の作業としてあけびの蔓で編むかご作りが伝統的な習慣としてあります。
あけびのかごは、何十年も使うことができ、時を経るごとにほんのりと艶が出て、深みが増します。
このかごをさげて近所へお買い物をするお母さん方の光景は、昭和のごく当たり前な風景でした。
長持ちのコツは、仕舞い込まずに使い込むことだそうです。
一点一点、手作りだからこそ出る味は、時間が経つほどに増すものです。
以前は、地元の人々にとって日用品でしたが、作る職人も少なくなり、材料も昔ほど取れなくなりました。
子供時代に野山を駆け巡った経験のある人であれば、どこでも目にしていましたよね。
今では高級品となっているようです。
買い物かごにも、野菜かごにも、お出かけかごにも活躍できる、おけびのかごを
ぜひ地元の皆さんで使ってみてはいかがですか。