印刷とSNS
- 2015.12.07
- 気づき
私達は、印刷を生業としています。
印刷の最大のメリットは、一度に多くの複製物を作ることにあります。
これは、一度に不特定多数の人と情報共有できることを意味しています。
一方、SNSは、インターネットを介してある一定のグループ内で情報共有できるツールです。
印刷物は、一度活字になってしまうと、それが、あたかも真実のように捕らえられてしまう。
まったくしらない他人からの情報でも「関係者」を名乗って、インタビューを掲載するだけで
本人の意思とは、関係なく社会への影響力は拡大していきます。
いまだに、古い人間なので、手に触れたものからの情報を優先的に信じる傾向があります。
だから、Facebookの投稿もGoogleのCMも最先端の技術をひけらかす市民の道具と成り下がって
しまうところが、どうしてもうさんくさい訳です。
あっ!秋田県人の癖が出てしまいました。
いけませんね!揚げ足取りは。
つまりは、何を言いたいかというと、同じように情報共有するツールが、対峙して相手の立場をせめぎ合っている状況が、なにか気に食わない訳です。
「続きは、ネットで!」
この言葉が聞けるのは、いつまででしょう?