バックアップ!
- 2015.10.29
- PC
RAID、クラウドサービス、UPS、ネットワークストレージ…
現在は色々なデータの保管方法がありますね。
かの大震災が起こった時は、色々な業界が大変な被害を受けたと思います。
相当数の企業が【前回のデータが無い】という状況に陥った事もあり、当時の各メーカーの製品説明会に行った時はネットワークバックアップサービスの重要性を推していました。
あくまでも保存するのはデータですから、ハードディスクやテープなどに保存するのだと思いますが…
ここで急に質問です。【各メディアの寿命年数】をご存じでしょうか?
フロッピー:約2~3年
MO:約50年
CD・DVD:約20年
フラッシュメモリ:約5~10年
ハードディスク:約5年
紹介するホームページによって違いますが、大体この様な感じだそうです。
なるほど、体感的にもこの位な感じがしますね。
さて
それでは昔ながらの【LPレコード】、この寿命年数をご存じでしょうか?
これも紹介するページによって変わりはしますが、【寿命無し】と紹介されているページが多いです。
意外ですね。結構な年数が経過してハードディスクが壊れてどうにもならなくなっても、レコードの方が記憶媒体として残る可能性があるという事です。もちろん保管方法など気をつける事も有るでしょうけれども。
読み取り方法も、記録されている板の方が減らずに読み取る側の針が減るという仕組みも良く考えられていると思います。
まぁすごく極端な例なので参考にはなりませんが、バックアップや記録を残すという分野に於いて、これから先その媒体がCDやハードディスクではなくなるかもしれません。
現在は各分野の開発・研究も日進月歩ですから、長期保管できかつ高速で保存できる新しい媒体なんかも出てくるかもしれませんね。
もしかしたら、大昔にもPCや各種高速なデバイスはあったんだけれども、全て朽ちて無くなり、結果として石版等の物理的に保存が強固な対象媒体しか残らなかった・・・とかだったり・・・いや、無いですね(笑)
CDやDVDも短いとは言っても、10年は保存できるメディアですので、大事なデータはこまめにバックアップしましょうね。
いざという時に泣かないように…。