社会の片隅で
先日、ある同窓会のHP勉強会に参加させていただきました。
年配の会員の方向けに「ホームページの必要性について」お話ししてください、とのことでしたので、WEBの現状などを数値化したものを元に講義(?)して参りました。
最初は30分ほどの予定でしたが、実際のサイトをご覧いただきながらの説明は、30分オーバーしてしまいました。
同窓会の理事の皆さんは60代~70代のご婦人達で、ホームページというもの自体がイメージできずに悩んでいらっしゃる様子がうかがえました。
この記事を読んで頂いている皆さんも今更HPが必要かどうか、など愚問だと思われている方も多いでしょう。
しかし、私達の周りには実際「○○弱者」と呼ばれる、方々が存在します。
組織の上層部に位置する方であれば、WEBが事業の一端を担うほど重要であることは、すでにお分りです。しかし、社会活動からは一歩退いた年代の方々は時に「生活弱者」「情報弱者」と呼ばれる場合も多く、私達の仕事は、そういった方々を啓蒙(言葉は仰々しいですが・・・)していって初めて、仕事につながる場合が多いのも現状です。
これまで、近所の知り合いや友人・知人だけで、事足りてきた生活が、WEBによって、不特定多数の、顔も知らない人たちとコミュニケーションをとることを前提としなければいけない、これは、とても頭の痛い現実ととらわれざるを得ません。
うちの腰の曲がった母親も市から支給されたタブレット端末と格闘にしています。
私達には簡単に分かることが、ある人々にとっては、とても大変なことになっている。
情報格差、所得格差・・・・この格差社会を無視して自分たちのことだけを考えて商売は、成り立たない時代でもあるのです。
閑話休題
先日、ニュースサイトを漁っていて、こんな記事を見つけました。
巷に溢れる「北欧の暮らしは幸せ」説はどれほど本当なのか
古い記事では、ありますが読んでいて目からウロコの部分もあったので、
時間に余裕のある方は、ご一読ください。