ふたつのAI
ロボット産業が花盛りです。今や1.6兆円とも言われるロボット市場。
特にサービス分野での伸びは著しく、ロボット全体では、2035年には、その規模も10兆円とも言われます。
そこで、ロボットの話題をひとつ。
ソフトバンクのエヴァンジェリストをお招きして、
1月に弊社で主催しましたセミナー「横手から未来が始まる」では、ふたつのAIについて講談いただきました。
AI=Artificial Intelligence、いわゆる人工知能でメディアを賑わせているのが「pepper」と「watson」について。
pepperはCMでもおなじみですが、「お話のできるロボット」です。
ある一定の会話をプログラムしておけば、その会話の範囲内で応答してくれるもので、さらに学習を積んでいけば、人間並の対応もできるようになるようです。
一方、ワトソンは、「IBMが開発した質問応答システム・意思決定支援システム」で、莫大なデータベースのなかから、質問した内容に応じて、最適な回答を導いてくれるというものです。
IBMは「ワトソンを、自然言語を理解・学習し人間の意思決定を支援する『コグニティブ・コンピューティング・システム(Cognitive Computing System)』と定義している」とのことです。
ロボットが単なる産業用ロボットからサービス分野である私たちの身近で活躍してくれるももうすぐです。
生活の中で人間と共生するロボット、夢のような話ですが、もう現実になっているのです。