ノーベル賞
- 2016.10.20
- ニュース
今年もやはり私には縁がなかったノーベル賞(あたりまえだ)だが、ボブ・ディランの文学賞には納得するやら違和感を覚えるやら、自分自身ずいぶんと錯綜とした面持ちである。
音楽をやっている人間ならば喝采を叫び、文学に携わっている人間ならば当然腹立たしいだろう。
選考の基準はまったくわからないが、ディランの歌詞だけ拾ってきて「文学だ」とは、いえないような気がするけどなぁ。
あるいは、賞の範疇を広げるのが目的だとしたら、今後はたとえば、胎教や精神安定に良い音楽を作った人にはノーベル医学・生理学賞を与えたりするのだろうか。
まぁ、すべては賞にひとかけらも縁のない者達のたわ言だし、なによりディラン自身は「知らないよ、勝手に選んだんでしょ」って感じなのかも。