効果的な入り口
- 2016.07.22
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こちら、弊社が印刷・製本を担当させていただきました、「漫画 後三年合戦物語」でございます。(作画:胡原おみ氏)
とある人物から「これを読んで地元の歴史の勉強をしなさい」とお借りしました。
理由はさておきまして、
後三年合戦と言えば日本史の中ではやや印象の薄い出来事ではないでしょうか。
皆さんは覚えていらっしゃいますか?
後三年合戦とは、源頼朝が鎌倉幕府を開いた100年も前の出来事。当時の北東北に位置する出羽国、陸奥国を舞台に、武士である清原真衡、清原清衡、清原家衡、清原武衡、源義家らが中心に起こした政権争いです。
………なんだか名前が似ていて目が痛い。読む気になれない。
と、思ったのは私だけではないはず。
私は中学生の頃、社会(特に歴史)が不得意でした。
社会と言えば、暗記問題が多いですよね。
興味が薄いから、覚えることが困難でした。
ですが、この漫画を一読した今の私なら、後三年合戦を少しは理解できる気がするんです。
名前が似ている登場人物も、漫画の中で視覚的に区別することでわかりやすい。
複雑な人間関係や合戦の原因も、ドラマチックな方が理解が進みます。
これを踏まえた上で、今度は文字だけの後三年合戦の歴史書を読むと、すんなりと頭の中に入ってきます。
興味が湧くきっかけや、効果的な入り口を通ったおかげで、理解力、吸収率が高まったと思うのです。
ちなみにこの漫画は、地元関係者が子供たちに地元の歴史や魅力に興味を与えられるようにと企画された作品です。
ビジネスでも同じですね。
顧客やエンドユーザーに興味を持ってもらい、効果をもたらすにはどうしたらいいか。
その方法はたくさんあります。
その中でも例えば、チラシ・冊子・ポスター・web・動画などなど企画から制作まで弊社がお手伝いできる範囲があります。
店舗への誘導には、チラシを配布したり、のぼり旗を掲げたり。
新卒のリクルートには、専用のパンフレットを配布したり、専用webページから誘導したり。
とにかく方法は様々です。
効果的な入り口、方法を共にに考えてカタチにしていけたら幸いです。